2019年09月05日
🐻JR北海道試算❕小樽~函館間20年で…並行在来線の維持費用89億円必要❕❕
🐻✋2030年度末の北海道新幹線🚄札幌延伸時にJR北海道から経営分離される並行在来線のJR函館線小樽~函館間(253キロ)について、JR北海道が18年~37年度の20年間で橋やトンネル🚇等の大規模修繕・維持費に約89億円が発生すると試算している事が解りました。
《小樽~函館間で2037年度迄に橋やトンネル等の修繕や維持に必要な経費》
🚃【新幹線札幌延伸の並行在来線対象区間❕】(新聞記事の内容❕)
《🚃区間別の詳細な経費》
★小樽~余市 18億円
★倶知安~余市 16億円
★蘭越~倶知安 22億円
★長万部~蘭越 8億円
☆小樽~長万部間の経費64億円
★森~長万部 7億円
★七飯~森(支線) 13億円
★函館~森 5億円
☆函館~長万部間の経費25億円
☆《小樽~函館間の経費合計が89億円》
🔍【JR北海道10月1日運賃値上げの記事❕】
🔍【JR北海道値上げ前新規定期券前倒し発売❕の記事】
区間別では、北海道の後志管内の蘭越~倶知安間(30キロ)の修繕、更新費用が22億円と最も高い計算です。
小樽~函館間のJR沿線の自治体関係者が集まる会合で提示された北海道等の資料で判明されました。
経営難のJR北海道が経営分離前に何処まで修繕を進められるのかは不透明で、経営分離後に存続する場合は…沿線自治体の負担が大きく膨らむ可能性があります。
小樽~函館間では、築100年以上の橋が64箇所、トンネルが14箇所も有るなど老朽化が進んでいます。
橋の腐食対策や橋脚の補強等に20億円、トンネルの漏れ水対策等に64億円、その他の修繕費に5億円を見込んでいます。
区間別では…小樽~長万部間で64億円、特急や貨物列車が走る函館~長万部間では25億円を見込んでおり、老朽化の多い小樽~長万部間で費用がかさむ事が浮き彫りとなりました。
他に車両更新費用16両分32億円かかるとしています。
小樽~函館間の2017年度の赤字額は86億円で、内訳は…小樽~長万部間が24億円、函館~長万部間が62億円です。
この収支は🚄新幹線延伸時に廃止が想定される特急列車も含んでおり、対象の自治体は、『特急の分を抜いて収支を公表して欲しい』と不満が上がっています。
🐻👍2030年度に新幹線が札幌延伸に伴い、JR函館線の小樽~長万部間の経費が膨大になっている事から、小樽、余市、仁木、共和、倶知安、ニセコ、蘭越、黒松内、長万部の沿線自治体が協力が出来ない場合は、小樽~長万部間の廃止とバス転換がまた再浮上する可能性もあります。
9月5日の北海道新聞で、小樽市側は…関係町の自治体とこれから話して行きたいとしています。
1986年に唯一小樽経由で運行していた特急『北海』が廃止となり、小樽~函館間の利用が札幌迄乗り換えとなり、小樽~長万部間の利用者数が減少方向になりました。
2000年に発生した有珠山の噴火で、室蘭線経由の特急『北斗』が14年ぶりに小樽経由として迂回運行されましたが、小樽~長万部間の設備状態が悪く運行本数が増やす事が出来ませんでした。
その後18年間で臨時特急の運行もありましたが、後に発車する室蘭線経由の特急に追い抜かれる事も有り、利用者が減少となって臨時特急のダイヤが運行する事もその後は無くなりました。
新幹線延伸はまだ先の話です。
JR側もまた災害時に備えて、小樽~長万部間の線路基盤の有効活用方法も考えるべきかと思います。
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