2021年11月15日
🐻JR函館線小樽~長万部間存廃論議本格化へ❕沿線自治体が説明会を開催❕小樽~余市間新駅仮定して収支提示❕
🐻✋2030年度末の北海道新幹線の札幌延伸に伴い、JR北海道から経営分離される並行在来線の函館線小樽―長万部間(140・2キロ)について、北海道は1日、鉄路を維持する案とバス転換する案の最終的な収支予測を示した。
全線鉄路維持の場合、分離後30年間の累計赤字額は864億6千万円。4月時点の試算から車両数の3割削減などの見直しを行い、赤字額は約62億円圧縮されたものの、全線バス転換の案を800億円近く上回った。
北海道は《1》第三セクターで鉄路維持《2》全線バス転換《3》小樽―余市間のみ鉄路維持、ほかはバス転換―の3案から、本年度中に方針を決める。沿線自治体には、12月にも3案から1案に絞るよう求めている。
1日の北海道と沿線自治体の協議会で、道は3案の最終的な収支予測などの資料を提出した。
北海道は‥《経営分離後》の運行形態3案のうち《小樽~余市間は鉄路を維持する案❕》について、駅の新設と増便の収支等に関する検討資料を示しました。
《小樽~余市間鉄路を存続した場合❕》
余市↔️新駅(余市黒川地区)↔️蘭島↔️塩谷↔️新駅(小樽長橋地区)↔️小樽
小樽~余市間は現在、蘭島と塩谷の2駅があり、新たな駅の設置や小樽市や余市町、北海道が個別に協議しています。
北海道は‥『新駅設置を決定するものではない』と念押しした上で、余市協会病院・黒川地区付近に《余市新駅》、小樽長橋十字街付近に《小樽新駅》を設置すると仮定、両駅の1日あたりの利用者を計986人とした場合、2030年度の単年度収支は‥駅を増やさず現状のままだと4億8500万円の赤字となり、2駅増やすと3億9500万円の赤字へ改善すると推計しました。
一方‥現行の1日16・5往復から39往復に増やした場合、運転士の確保による人件費がかさみ、2030年度の収支は‥利用者が10%増えたとしても赤字額は現状の4億8500万円から5億9900万円に迄悪化すると見込みました。
北海道は‥この他‥BRT(バス高速輸送システム)を導入した場合の効果や課題にも触れたが、全て検討課題として報告するにとどめました。
また北海道は‥これまでの3案の収支を示したものの、それに付随(ふずい)する沿線自治体の負担割合は示していません。
沿線自治体は‥11月に《住民説明会❕》の開催を予定しており、共和町の成田慎一町長は‥『小樽~余市間の鉄路が残る場合、長万部~余市間のバス転換とは別に各自治体の鉄路に対する負担は必要か。その方向性は決めて欲しい』と普及し、住民に提示する判断材料が不足していることを指摘しました。
北海道は1日、後志管内倶知安町で開いた沿線自治体との協議会で提示した。
試算は鉄路維持の財政負担の重さと、バス転換の現実性を示した格好。北海道は本年度中に鉄路の存廃を判断する方針で、各自治体に12月予定の次回会合で方向性を議論するよう促したが、同管内のニセコ町や蘭越町では鉄路維持を求める住民意見も根強く、今後の議論は曲折も予想される。
並行在来線の函館線小樽―長万部間について、鉄路を維持するかバス転換するかの議論が、11月から沿線自治体で本格化する。各市町は説明会を開き、地域住民の意見を踏まえて判断したい考えだ。
《ニセコ町》は5日から計8回開催する《まちづくり懇談会》の議題の一つにします。
《小樽市》は‥6日から駅のある塩谷、蘭島地区等3箇所で説明会を開き、来場者にアンケートを行う。
《余市町》は‥19日に説明会を開き、《共和町》は‥27、28日の町政懇談会で議題にします。
《仁木町》は‥11月中旬、《倶知安町》等も11月中をめどに説明会を開く予定です。
沿線自治体はその資料の内容などについて、住民に説明する。
🐻👍【小樽市では市民意見交換会を開催❕】
11月6日‥塩谷地区の住民説明会の様子
🐻✋【JR函館線小樽~長万部間存廃について小樽市内で住民説明会を開催する内容の迫俊哉小樽市長会見動画❕】(約4分30秒)
北海道新幹線の札幌延伸(令和12年度末予定)に伴い、並行在来線(函館線 函館・小樽間)が、JR北海道から経営分離された後の地域交通のあり方について考える意見交換会を開催します。
【小樽市内全域❕】
令和3年11月19日(金)午後6時30分~午後8時00分
《会場》 小樽市民センター(マリンホール)
《対象者》 市内全域(市外から通勤・通学される方を含む)
【いずれの会場も❕】
事前申し込みは不要です
来場者にアンケート調査を実施する予定です。
小樽市長、副市長、建設部職員が出席する予定です。
新型コロナウイルス感染症対策のため、マスクの着用、手指の消毒、検温等のご協力をお願いします。
今後の感染状況により、延期となる場合があります
皆様のご意見をお聞かせください。
🐻👍【蘭越町も在来線存続へ要望書を提出❕】
蘭越町内の住民団体《在来線の存続を願う蘭越住民の会》(栗本猛会長)は9日、JR北海道から経営分離される並行在来線《小樽~長万部》間の鉄路存続を求める要望書を、金秀行蘭越町長に提出しました。
要望書では‥北海道が沿線自治体に鉄路存廃の判断を12月末迄示すように求める事に対し『あまりにも性急。せめて1年は考える時間が必要だ』と主張し、北海道と沿線自治体が開く協議会で『鉄路を生かす案についても議論を求める。』としました。
この日は同会の役員7人が町長を訪問、蘭越町は要望書の提出と、その後の懇談会を非公開としました。
終了後、同会は‥『率直な話し合いができた。町長も悩んでいるのがわかる。鉄路存続へ向けて論議を尽くしてもらいたい』と話ました。
蘭越町は‥『要望を真摯(しんし)に受け止め、町として判断をしたい』(蘭越町総務課)と説明しています。
蘭越町では‥今月29日から町内5箇所で《住民説明会》を開き、広く町民の意見を聞く方針です。
🐻👍【余市町も19日住民説明会で鉄路存続方針で❕】
斉藤啓輔余市町長は‥10日の余市町議会並行在来線の存続等に関する調査特別委員会で『鉄路を残すように努力する』とした上で、『赤字が解消できない現状を踏まえて町民に聞きたい』と19日開催の《住民説明会》での方向性を示しました。
斉藤余市町長は‥1日に開かれた後志ブロック会議での北海道から示した経営分離後の運行形態3案のうち、《余市~小樽間の鉄路は維持する案》での30年間の赤字額は約258億円が見込まれると説明、併せて沿線自治体首長の発言も紹介しました。
余市町は‥鉄路存続への黒字化できる方策を探る為、鉄道系ユーチューバーとの対談等通して得た駅の新設や増便、蓄電池式車両の導入等といったアイデアを検討しています。
これについて斉藤余市町長は‥『結果的にどれも難しい』としながらも『通勤、通学客を大量に迅速(びんそく)に輸送できる点で鉄路を残すのが合理的だ』と改めて強調、町として鉄路存続の方向で住民に説明していきたいとしています。
🐻👍【今日の一曲🎵】
🎵『本性(HONSYO)』CHIKA
☆本性(HONSYO)
— CHIKA (@CHIKA49688965) August 12, 2021
1人MV撮影、ダンスバージョンのキック失敗で笑えて踊れない🤣🤣
2:12成功⬇️https://t.co/wN2O2BQJj9
失敗⬇️ pic.twitter.com/6ZgTDsZUpd
☆本性(HONSYO)
— CHIKA (@CHIKA49688965) August 21, 2021
ひとりMV撮影。ギターバージョン🎸
自分で弾いたソロなのに指合わず苦戦。ラスト1回。#ギター女子
#オリジナル曲 #1人3役 #VoGtダンスhttps://t.co/wN2O2BQJj9 pic.twitter.com/ABBw2JWpbT