2022年06月20日
🐻旧日高線区間の新型の特急バスと大型路線バスが6月から導入❕《ジェイ・アール北海道バス》【北海道内のバス事情(42)】
🐻✋【北海道内のバス事情(42)】は6月から旧日高線で利用開始になる新型特急バス《特急とまも号》(えりも~苫小牧)と大型路線バスについてご紹介します。
ジェイ・アール北海道バス(小玉宏文社長)は、管内7町で構成する日高地域広域公共交通確保対策協議会(大野克之会長・新ひだか町長)の支援を受けて5月30日、静内真歌の駐車場で納車された地域間を運行するバリアフリー対応の大型バス5両の安全運行を祈念した記念キーを大野会長から受け取った。
JR日高線の廃止に伴う転換バスとして、地域間を運行するバリアフリー対応の大型バス(出入口の段差を無くして乗降性を高めた低床バス)を購入。
JR日高線廃止に伴い昨年4月に新設され、えりも―苫小牧間を走る転換バス「特急とまも号」に導入するトイレ付きの新車両が、5月31日に日高管内3町で住民向けに車内見学と展示された。



車いす用エレベーターが付いたとまも号の新車両とトイレが付き、車いす用のスペースも確保した車内
以前の特急とまも号は‥トイレの設備がなく、静内ターミナルで10分間のトイレ休憩を取っているが、乗客へのアンケートなどを基にトイレ付きを導入。
ただ走行中の車内トイレの利用に不慣れな客もいるため、1年ほどは従来通りトイレ休憩をとる。
運行開始当初の特急とまも号(車両は以前小樽路線で使用していたバスを使っていた。導入当初の特急バスはトイレ付きではなく、静内でトイレ停車をしていた。)
特急とまも号(えりも―苫小牧間)の新車両は、車いすに座ったまま乗降できるエレベーターや車内トイレ、ICカード乗車券SAPICA(サピカ)などが使え、無料Wi―Fi(ワイファイ)も利用できる。
小玉社長は「バリアフリー対応のエレベーター付きバス車両の導入は初めて。交通は安全第一が最優先。利用者の意見を聞きながらより良い運行に努めていきたい」と話した。
新車両の運行は6月1日から。
記事の一部引用:北海道新聞