映画LoveLetter
2023年02月25日
🐻韓国人観光客は小樽や北海道観光を選ぶ理由とは…❕
🐻✋今回は…韓国人観光客が北海道や小樽を選んでいるのか?、韓国でも上映している映画《ラブレター》や2月11日~18日迄開催した《小樽雪あかりの路》にヒントがあると思います。




小樽雪あかりの路小樽運河会場
日本各地でインバウンド復活の兆しがみられるようになってきている。
日本政府観光局(JNTO)の発表によると、2023年1月の訪日客(推計)は全体で149万7300人と前月よりも約12万人増えた。コロナ前に比べるとまだ4割減ではあるが、着実に回復傾向が続いている。
もっとも多いのは韓国からの56万5200人で全体の3分の1超を占める。
韓国人旅行客が増加している背景を探った。
■ノージャパンから訪日観光ブームに 韓国は、海外旅行制限が続く中国を抑え、2022年の訪日客トップ(年間約101万人)になったのに続き、今年1月もトップを維持した。ビザなし自由旅行が可能になったうえ、ウォン高円安のため、お得感があるようだ。
さらに日韓関係の改善状況も背景にある。
2019年には半導体輸出規制を巡り日韓関係が冷え込み、「ノージャパン」(日本製品不買運動)にもつながった。しかし、昨年の政権交代以降、大きく潮流が変わり、ノージャパンは下火に。
新聞通信調査会の調査(2022年11~12月)では、日本に「好感が持てる」が39.9%と2015年の調査開始以来、過去最高となった。 今年に入ってからは、アニメ『ザ・ファーストスラムダンク』の観客動員数が285万人を超え、韓国の歴代日本アニメ興行1位の『君の名は。』(観客動員数379万人)を追撃中など、Jコンテンツブームも続いている。
コロナ禍の制限も解除され、それまで抑えられていた旅行熱に火が付いた。その訪問先が隣国・日本だった。
韓国の旅行者からは「為替も物価も高いアメリカに比べ、日本はコスパがいいし、近いから行きやすい」といった声が聞かれる。
韓国のLCCが今月7日、日本行きの激安航空券(福岡6万8100ウォン、大阪7万8100ウォン 1ウォン=約0.1円)のネット予約を開始したところ、希望者が殺到し、ホームページがつながりにくくなった。
購入希望者の待機番号は一時6万番台になったという。
観光庁の訪日外国人消費動向調査によると、昨年10~12月に観光・レジャー目的で来日した韓国人旅行客1178人のうち945人、約8割がLCCを利用、滞在期間は「4~6日間」が724人(61%)で最多だった。
20代、30代の旅行客が全体の約7割を占めている。
日本への来訪回数で多いのは「1回目」「2回目」がいずれも201人(17%)。「10~19回」が155人(13%)、「20回以上」が90人(7.6%)。
10回以上のヘビーリピーターが全体の2割以上もいる。 では、最近の韓国人客は日本のどんな観光地を訪れているのだろうか。
JNTOの都道府県別の延べ宿泊者数(2022年11月)は、ビジネスなど観光客以外の宿泊者も含まれるが、おおよその傾向がうかがえる。
上位は、①東京都(16万7070人)②大阪府(15万4240人)③福岡県(7万6410人)④京都府(4万3360人)⑤北海道(3万2580人)だった。
ちなみに2019年の観光・レジャー客の都道府県訪問率上位は、①大阪府②福岡県③京都府④東京都⑤千葉県⑥北海道⑦大分県だったから、ほぼ同じ傾向だ。
東京都の宿泊者数が多いのはビジネス関連が多いからと思われる。
韓国人旅行客向けの商品・サービスなどを提供しているハナツアージャパンに最近の旅行スタイルや訪問先の傾向を聞いてみた。
「コロナ前はツアーの割合が大きかったのですが、現在はツアーと個人が半々といったところです。最近の観光訪問先で人気となっているのは大阪と北海道ですね。グルメを楽しんだり、ホテルや旅館でゆっくり過ごすなどヒーリングを求めているお客さまが多いですね」(IR担当者)
一方、韓国のショッピングサイトを見ると、「日本旅行専用館」というコーナーで「食べ物ー大阪」「温泉旅行ー福岡」「冬の感性ー札幌」など旅行先のコンセプトにあわせた地域別人気商品を推奨している。
別の旅行関連サイトには「福岡2泊3日、51万9000ウォン~」「札幌3泊4日、64万9000ウォン~」などといった商品がアップされていた。
■北海道観光「「セミパッケージ」が快適 高い集客力を誇るUSJや多彩なグルメ文化の大阪や、ソウルから1時間半で温泉地にも近い福岡が韓国旅行客の人気が高いことは容易に想像がつく。
仁川ー新千歳が3時間超と、福岡の2倍も時間がかかる北海道が人気上位に食い込んでいる理由はどこにあるのだろうか。
北海道を旅行した韓国人旅行客のツイッターやブログ記事などSNSをチェックしてみると、これがなかなか面白い。
ある男性は2月11日に閉幕した札幌の雪まつりの模様をライブ中継していた。
別の旅行客は北海道の地図にルートを示しながら、①札幌②美瑛③登別④函館⑤小樽という5泊6日の日程を紹介していた。
その中で 「北海道旅行は主要観光スポットの移動距離が少し長いので私はミニバンで行きます」 「観光は自由に進むセミパッケージをご利用のほうがはるかに快適です」 と、アドバイスを添えている。
航空便の再開も北海道人気をさらに高めそうだ。
現在、ソウルー札幌(仁川ー新千歳)は直行便が毎日8便飛んでいるが、2月16日から28日にかけて韓国のLCCティーウェイ航空のチャーター便が仁川ー旭川を4往復就航することが明らかになった。
旭川空港は3年ぶりの国際線再開となる。大韓航空も就航を検討と報じられている。
人気スポットの美瑛・富良野や旭山動物園を訪れる韓国人観光客が増えるのは確実で、インバウンド復活に向け地元関係者の期待感が高まっている。
■「北海道背景映画」とは SNSの掲示板に「北海道背景映画、何があるのでしょうか?」という質問があり、さまざまな声が寄せられていた。
以下は一例だ。
「3月に北海道に行きますが、北海道の背景映画を見ながら癒しましょう。私が知っている映画は、もっとも有名な『Love Letter(ラブレター)』『南極料理人』『鉄道員』『しあわせのパン』がありますが、最近では、『ファーストラブ 初恋』もあります」 こうした声からもわかるように、北海道が舞台となった映画のロケ地が人気なようだ。
『Love Letter』は小樽、『南極料理人』は網走、『しあわせのパン』は洞爺湖町、『First Love 初恋』(ネットフリックスのドラマ)は札幌、旭川、小樽、北見などが舞台となっている。
こうしたロケ地のなかで、特に韓国人の間では小樽が根強い人気となっているようだ。
「韓国ではかつて日本映画の上映が禁じられてたのですが、1998年に来日した当時の金大中大統領が国会演説で日本の大衆文化解禁の方針を発表しました。
これを受けて韓国内で日本映画の上映が始まり、第1号は北野武監督の『HANA-BI』でした。

映画ラブレター
韓国で1999年に公開されたのが岩井俊二監督の『Love Letter』(日本公開は1995年)で、これが140万人を動員する大ヒットとなり、中山美穂が叫ぶ「お元気ですかー」のシーンが注目され、韓国でもこの言葉が通じるほどになったのです。
🐻👍『映画 Love Letter(動画約2分) 』
『Love Letter』はその後も人気で昨年は6度目の再上映が話題になりました。
こうした経緯があり、ロケ地の小樽が注目され続けているのです」(映画関係者)
昨年、ソウルとの直行便が再開されてから韓国人観光客の方は着実に増えています。
今も『小樽雪あかりの路』というイベント開催中(2月11日から18日)ということで多くの方がお見えになっています。
韓国人女性のブログにはこんな記述があった。
「日本旅行すると『Love Letter』を思い出しました。小樽を旅しながら行くことができます。心までキレイになる気分で写真を撮り、雪だるまも作ってきました」
「本当に日本旅行してみると感性があり、ムードのあるところがとても多かったです」
韓国人や外国人観光客の皆さん❕是非小樽の街をゆっくり散策して下さいね。
記事の一部引用:東洋経済🐻👍『今日の1曲🎵』
🎵『save me』 Chiru
🐻👍Chiru さんの曲🎵です🎵

🐻👍Chiru さんのsingle『Raison d'être』 が発売中❕です。
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— Chiru (@ananchirukodayo) October 5, 2021
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sintomi1 at 00:55|Permalink│Comments(0)