後志が１番❗❗❗:歴史的風致維持向上計画

歴史的風致維持向上計画

2022年09月28日

🐻小樽市が《歴史的風致維持向上計画》の策定を進める❕&小樽運河と朝里川温泉地区施設改修へ❕《観光庁の補助事業》

🐻✋小樽市が、歴史まちづくり法に基づく「歴史的風致維持向上計画」の策定を進めている。

計画が国に認定されれば、対象となる歴史的建造物の修繕費の一部が国から補助される。

ChiruさんのPV『Two Roses🌹』旧小樽手宮線にて

小樽市は色内地区や小樽運河周辺などを対象地域に想定。歴史的建造物を維持するための所有者の負担を軽減し、観光客にも人気の情緒ある街並みの保全につなげたい考えだ。

小樽運河

旧日銀小樽支店金融資料館

旧第3倉庫

所管する国土交通省によると、同計画が国に認定されれば道内初となる。

全国では、弘前市や金沢市、鎌倉市など計８７自治体で認定されている。

《歴史まちづくり法》は…地域の歴史や伝統を反映した《街並みの保全》や《環境整備》の為、2008年に施行された。

同計画では…《重点区域❕》を定めた上で、区域内にある歴史的価値の高いと評価される建造物の保全、活用方針等を取り組む。

小樽市は現在、景観条例に基づき、小樽市指定歴史的建造物の所有者に対し、主に外装の修繕費について、600万円を上限❕に、最大で費用の3分の1を補助している。

ただ老朽化が進む建物の維持、補修には…多額の費用❕がかかり、補助制度の拡充の声を求める声が強かった。

同計画が認可されれば、《対象の建物❕》の修繕費を国と小樽市で最大3分の1づつ補修する。

所有者は合わせて600万円以上の補助金が得られるようになる。

小樽市によると、従来の市の補助制度では対象にならなかった建造物についても、定期的な補修ができるようになる可能性もあるという。

🐻👍【小樽運河と朝里川温泉地区施設改修へ❕　《観光庁の補助事業》　】

小樽運河周辺と朝里川温泉地区を訪れる観光客の消費額を増やすために施設改修などを進める小樽市の計画が、観光庁の本年度の補助事業に採択された。

観光客数の回復に加え、観光客１人当たりの平均消費額を現在の１万１６９５円から１万７５００円程度まで引き上げることを目標に、各事業者が計画に沿ってホテルの高価格帯の客室整備や飲食店のバリアフリー化などに取り組む。

観光庁の補助事業は２０２０年度から始まった「既存観光拠点の再生・高付加価値化推進事業」。個別施設の取り組みではなく、対象をエリアで指定し、事業ごとに最大で経費の３分の２を補助する。

道内では昨年度、札幌市や後志管内倶知安町の計画が採択されている。

計画は小樽市が中心となって策定、《小樽2・0》と題し、小樽市内観光の課題を《短期滞在が主流》《観光地が運河周辺に偏(かたよ)っている》《ラグジュアリー層や長期滞在、多様性への対応が不十分》《宿泊客が夕食を楽しめる場所がない》と指摘している。

これらの課題を解決する事業を小樽市が公募し、計画に盛り込んだ。

対象のホテル10施設では…宿泊部屋の増室やイートイン場所等の改装を行う。
また観光対象施設には…イベントセンターやバイアフリー化を進める。

総事業費は10億5400万円で、うち4億3300万円が補助される。
来年2月28日迄にはいずれの事業の完了を予定している。

記事の一部引用:北海道新聞